カグラバチ 61話ネタバレ「夜戰」– フルイメージバージョン

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カグラバチ 61話ネタバレ「夜戰」– フルイメージバージョン | 前回の記事はこちらです。死亡したはずのチヒロですが、一度死んだあと回復し蘇ります。しかし、淵天との命滅契約は切れてしまいます。

カバチグラ60話の全内容は以下のリンクに掲載されています。👉 カグラバチ 60話「黄泉がえり」– フルイメージバージョン

カグラバチ 61話ネタバレ「夜戰」

過保護すぎる巻墨

チヒロと巻墨がカフェで食事をしていますが、巻墨はチヒロにご飯を食べさせたり、口元が汚れいると拭いてあげたり、水をついであげたりとつきっきりでお世話をしていて、かなり過保護です。巻墨の隊長から、あんたがしばらく巻墨の主だ、とチヒロは言われますが、過保護すぎます、とチヒロは答えます。

現状は神奈備・毘灼・座村による三つ巴の膠着状態

その後、話は漆羽の生死の確認が出来たかの話に移りますが、結局生死の確認はまだできておらず、巻墨の隊長は一八年間も命滅契約を結んでいたサンプルなんてないから検視の言い分も分かると言い、柴の言う通り期待はしない事だな、とチヒロに忠告します。そして、巻墨の隊長は現状をチヒロに伝えます。今は神奈備・毘灼・座村による三つ巴の膠着状態で、上層部は“何か先手を打って”とチヒロと巻墨の討伐部隊を駆り出しています。ここ二日は毘灼に関しては何も動きはないようで、3日前の大暴れが嘘のようだと巻墨の隊長は言います。これは座村が毘灼に圧力をかけているのが効いているようです。座村の居場所に関しては梟を日本全土に展開しているので、梟の玄力を辿れば座村の居場所は特定できそうです。

もしくは、チヒロが淵天を抜けばすぐに座村がチヒロを斬りにくるかもしれない、俺たちはいつでも座村と戦えるってわけ、と巻墨の隊長は言い、上層部は対座村を俺たちに期待していると推測します。巻墨自身もいち早く座村にキレに行きたいようですが、毘灼に圧力をかけられるのは座村だけで、現状は毘灼に好きに動かれて一般人に危害を加えられるのが最悪なケースなので、うかつに座村と戦闘になるわけにはいかないようです。毘灼の情報が掴みきれないまま、座村と戦闘に突入してしまうと、毘灼が再び暴れ出す最悪のケースが起きてしまうので、結局チヒロには妖刀はしばし抜かなくていい、と巻墨の隊長はチヒロに注意します。

座村の唯一の弱点は娘

巻墨の隊長はチヒロに奥の手があると言いますが、ここで場面が神奈備の上層部に移り、上層部の一人が座村の唯一の弱点と言えるものが一つある、と話しています。それが座村の娘だそうで、上層部は座村の娘を人質として使いたかったようです。

上層部の一人はこれが使えれば座村も意のままだったんだが、残念ながら二年と少し前に急性心不全で死んでいると話します。場面はチヒロと巻墨の会話に戻り、チヒロは座村に娘がいたのかと驚きます。巻墨は座村の家に行った時の話をし、随分前に離婚して別居中だったと言いますが、チヒロは、座村の娘は亡くなっているんじゃ…何を、と問いかけます。

巻墨は座村がチヒロを一度殺したというのを聞いて、座村にとって“死”は大事な人を遠ざける常套手段なのかもと思ったよ、と言います。そして、巻墨が座村の下について一度だけ忍びとしての任務を受けたと言い、その任務というのが彼女の死の偽装だったと明かします。神奈備は三年前から契約者の家族まで保護・監視下に置いていて、“安全のため”という名目で彼らの行動を制限しているそうです。座村は自分のせいで娘がそういう目に遭うのをひどく嫌ったそうで、巻墨は今思えば死の偽装はこうなった時、神奈備に利用されない為、と巻墨は推測します。そして、巻墨は座村の娘は素性を隠して生きている事をチヒロに明かしますが、チヒロは座村の娘を人質にすることに反対します。巻墨の隊長も座村の娘を戦いの場に連れるつもりなんてないと言い、重要なのは人質(そこ)じゃない、と指摘します。

巻墨の隊長は、毘灼が座村との協定の履行後、大人しく殺し合うってのか?だとすれば無謀(バカ)、と言います。そして、座村を出し抜くための保険を用意してあると考えるのが自然で座村の弱みは一つしかないと巻墨の隊長は言います。しかしそれが巻墨の娘だとして、娘の死の偽装に感づかれたとしても彼女に辿り着くのは不可能、ともう一人の巻墨は言います。もう一人の巻墨が不可能と断言するのは、巻墨の娘に施した妖術に自信があるからのようです。

座村の娘にかけた妖術の効果

その妖術の効果とは、周りの人間が彼女のことを“座村清市の娘だ”と認識できなくなる、という効果で、彼女自身ですら座村清市という人物を知っていても自分がその娘だと認識できないそうです。座村は親子であることを互いに忘れることを代償に彼女に自由と安全を与えた、だから“完璧な工作”だと言えると女の巻墨はチヒロに言います。しかし、毘灼は六平国重の暗殺を成し遂げて、真打の封印を三年で解いた連中で、妖術師としてのレベルは侮れないと巻墨の隊長は言います。ただ、座村の娘にかけた封印に何か異変があれば女の巻墨が感知できるようで、今のところ封印に問題はないようです。

でも今後 万が一…、と女の巻墨が言うと、もう一人の巻墨も、当たってみるのはありだな、と言います。もし毘灼が彼女に座村打倒の望みを賭けているなら、彼女を保護することは座村と毘灼、両方に対する牽制となる、と巻墨の隊長が言うと、チヒロは巻墨の娘はどこにいるか聞いてきます。そして、舞台は京都へと移ります。

新たな毘灼のメンバーが登場

毘灼のメンバーと思われる人物が、スーパーの鮮魚コーナーで魚の切り身を見ながら、俺も斬りたいな、とつぶやいていると、もう一人の毘灼のメンバーと思われる人物から、久々李(くぐり)と名前を呼ばれます。

久々李と呼ばれた人物が背負っている物は妖刀でしたが、もう一人の毘灼のメンバーは妖刀を背負って歩くのを止めるように注意します。双城がいつか使う時のために理解が必要と言っていたので、久々李は妖刀を背負っているようですが、理解は深まっていないようで、別に契約者がいるので今は片思い中だと久々李は言います。それを聞いて毘灼のメンバーは、気持ちわるっ!とつぶやき、幽から各班に“そろそろ”と伝達が来たことを伝えます。久々李は昼彦のせいで面倒な…、とつぶやき、昼彦は作戦も殺しも雑だ、甘やかしすぎだよ、幽は、と言います。しかし幽や昼彦達が身動きが取れず、さらに昼彦は妖刀も触れずリハビリ中と聞くと、久々李はカワイソと昼彦に同情します。

久々李は、久々に斬れるのか…、とつぶやくと、昂るでしょ?仕事って言ってもボクらはガキ攫うだけだし、楽しいよ、ともう一人の毘灼のメンバーが久々李に言います。ガキを攫うと言っているので、この毘灼のメンバー達の目的は座村の娘の誘拐と思われます。久々李は標的の居場所を聞きますが、幽が“こっちから探し出すのは不可能”と言っていたと毘灼のメンバーが言うと、久々李は“賭け”だな危なっかしい!!昼彦は幽に似たんだ!!と文句を言います。しかし、幽は“向こうから尻尾を出すだろう”とも言っていたと久々李に伝えます。

京都の上空にも梟は展開されており、建物の中では座村の娘が授業を受けている最中でした。

まとめ

第61話では、チヒロと巻墨の討伐部隊は座村とすぐに戦う事を断念し、座村と毘灼を牽制する為に、まずは座村の娘を保護することにします。座村の娘には巻墨が妖術をかけており、彼女自身も含めて周りの人間は彼女を座村の娘と認識できないそうです。毘灼のメンバーは座村の娘の死の偽装に既に気づいており、彼女を誘拐しようと京都に来ていました。しかし巻墨の妖術は破られていないようで、毘灼のメンバーは彼女を認識できないようです。

そして毘灼のメンバーが二人、新たに登場します。一人は久々李という名前で妖刀を所持しています。残りの妖刀は2本ありますが、名前はまだ不明です。もう一人の毘灼のメンバーは女の子のようにも見えますが、中性的な感じなので実は男性という可能性もあり性別がはっきりしません。スカートっぽいのをはいていますし女の子っぽく見えますが、どちらでしょうか…?

新たな妖刀の名前や外観、能力は今の所一切不明で、新たな妖刀の詳細も気になりますが、初登場した座村の娘も気になります。巻墨がかけた妖術は今の所破られる気配はないので、危険はなさそうですが、果たしてチヒロ達は毘灼より先に座村の娘を保護できるでしょうか?

次回は、12月23日(月曜)発売予定の週刊少年ジャンプ 2025年4・5合併特大号に掲載予定です

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