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推しの子 156話ネタバレ「MEMe」 – フルイメージバージョン

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推しの子 156話ネタバレ「MEMe」 – フルイメージバージョン

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推しの子 156話 Raw – フルイメージバージョン | 最新情報を更新(推しの子 156話の内容・画像含む)今回、あかねが髪を切った。今までの「星野アイの真似っこ」は辞めるという決意が表れている。決して失恋ではないと主張するあかね。

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推しの子 156話ネタバレ考察「ニノが殺人に勝った理由」

推しの子 156話 Raw

MEMの逆転ストーリー

前回の復讐パートから打って変わって、なんとビックリ。急にMEM回が挟まるのである。内容としては本筋から少し横道に逸れた、キャラの深掘り回である。

サブタイトルは「MEMe」。登場人物である「MEM」とネットスラングである「meme(ミーム)」のダブルミーニングであると考えられる。ミームはネットに広く拡散されることを意味し、バズることと同義である。そのため、これもMEMのことを示していると考えられる。

そしてMEMの年齢をサバ読んでいるという、我々読者の中では当たり前となりつつあった伏線が回収される展開でもあった。公称20歳、実年齢27歳という文字面を改めて見ると、大分盛ったな!と叫びたくはなる。

Ⓒ 集英社 2024 赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』156話 より

芸能界では誰もが「嘘」を抱えている。そして嘘は後ろめたいものであり、それ故に芸能界では多くの人が疑心暗鬼の状態になる。そしてグループ活動を行っているMEMにとっては周囲への迷惑をかけてしまう種でもある。

MEMにとっての「嘘」

本作で「嘘」は一つのテーマである。芸能界では多くの人が嘘を吐いている。お互いに虚構の姿を見せあっている訳であり、それ故に疑心暗鬼になり、関係性は捻じれていく。正しく芸能界の「歪み」の一端である。

だからMEMが選んだ選択肢は「逆に年齢詐称を公開する」ということだ。MEM曰く「攻めは最大の守り」。こうして、年齢不詳のMEMが大学受験をすることで大学生を目指す企画が生まれる。

これは、「アイドルになりたい」という夢を追い続けるために仕方なく、悪意無く吐いてきた嘘の公開であると共に、夢を追うために見てこなかった別の人生の可能性を追いたいというMEMの新たな願いが含まれていることも考えられる。

Ⓒ 集英社 2024 赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』156話 より

何はともあれ、MEMは年齢詐称を公開し、ファンの間ではその「嘘」が許された。しかし、実年齢を公開した訳ではないのでMEMは年齢詐称系から年齢不詳系に転身しただけである。

芸能界の「歪み」の一端は嘘。そしてそれを歪みの原因とするのは、多くの人に「清廉潔白な姿」を求められるが故である。その望まれる姿を演じようとして、どこかで実際の姿と乖離が起き、嘘を吐かざるを得ない。だから、MEMのとった手法は、適度に嘘を吐きつつ「真の自分」を可能な範囲で公開するという、芸能界を生きながらえる上での必勝法なのだ。

このようにして、MEMは自ら力で「嘘」をネタにしてバズらせる。つまりはサブタイトル通り「meme(ミーム)」の状態である。正しくMEMらしい深掘り回だったと私は感じる。

重曹へのパパラッチの可能性

今回の件で、MEMは週刊誌の記者に追われていることが発覚し、ルビーの発言からルビーも狙われていることが判明する。そして重曹は実際に一度週刊誌に偏見記事を公開されそうになった過去がある。そこから分かるのは「B小町に週刊誌が張り付いていること」だ。それだけB小町の知名度・価値が向上している証でもある。

となれば、気になるのは重曹にも週刊誌記者が未だ張り付ているのではないかという可能性だ。過去に記者に誤った記事を公開されそうになった時は、アクアがそれを逆に利用することで「アイの子ども」であることを世に知らしめた。

つまり、重曹が週刊誌にとって狙う価値のある「ネタ」であるという事実は覆された訳ではない。変わらず面白い写真が撮れれば、それを基に記事を妄想で作り上げるに違いない。

当然、過去の事例を踏まえて苺プロも対策をしているだろう。ルビーに対してミヤコさんが同行し、ガードしているというのがその証拠であろう。

Ⓒ 集英社 2024 赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』156話 より

今週の重曹ちゃん

ルビーの発言であったように、苺プロの面々はMEMの芸能界で戦う姿勢にリスペクトを抱いている。そして、「天才子役」というレッテルでデビューし、苦労を重ねた重曹がMEMに対してリスペクトを抱かない訳がない。

なぜなら、重曹自身も芸能界での便利な役割を求められ、その姿を演じ続けてきた。つまりは嘘を吐き続けた人間であり、現在はそこから「自分のこうありたいという姿」をアピールすることで活躍の場を広げようとしている。

MEM同様に重曹も適度に嘘を吐き、それでもなお本当の自分を出すことによって芸能界で生き永らえてきた人間に違いないのだ。

 

Responses (7)

  1. MEMちょが車を買ってフリルと一緒に居る時に週刊誌の記者が尾行
    年齢詐称がバレたら炎上するかもと落ち込むMEMちょにルビーが励ましとアドバイス
    MEMちょが自分のチャンネルで現役JK(笑)から現役JDを目指す宣言
    その流れで年齢詐称詐称キャラを自然に確立
    有馬かなは自分のスキャンダルが記憶から消えてるのか謎の上から目線でMEMちょの対応を褒める

  2. 裏取りしてない情報=スキャンダル編ですり替えた枕営業(未遂)リーク流出じゃないかなこれ

    1. 「自称JK」についてはYouTube始めた時には高校在学中(休学で一応在籍してた)から嘘でも何でもなかったのでは?

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