ワンピース1122話ネタバレ考察: 空白の100年はイム様が引き起こしたもの?

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ワンピース1122話ネタバレ考察: 空白の100年はイム様が引き起こしたもの? 未来島編にて空白の100年に一度世界は海に沈んでいるという事が明らかになりましたが、それは古代兵器の使用が原因でもあるとも明らかになっていますね…

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ワンピース1121話のあらすじはこちらから読めます ➡ 【確定】ワンピース1121話ネタバレ情報:ボニーはまたニカに変身します

ワンピース1122話ネタバレ考察

思想と思想の激突

ベガパンクは空白の100年に実在した高度な文明を持つ巨大な王国は『ある思想』も持っていたと言っていますが、その思想がどんなものだったかは明らかにされていませんね…

また、空白の100年はその思想と別の思想の激突…戦いの歴史だったとも明らかになっています…

ベガパンクまたクローバー博士は、その戦いに敗れた巨大な王国はその思想とともに跡形もなく消えたと語り、また、その思想は勝利者側である最初の20人からすると非常に不都合なものだった事も語られています。

過去にも書かせて頂いていますが、空白の100年という時代は、それまでの世界の在り方が限界を迎え変革する為の時代だったかと思えるのですが、結果的に変革は無かった…

個人的に、巨大な王国の思想は王侯貴族ではなく民衆が主役となる民主主義的なものだったのではないかと思っているのですが、おそらく空白の100年後には世界政府が作られ、それまでよりは世界は平和と秩序という面に関しては改善されたのではないかと推測できながらも、本質的には全く変わっていない…というか世界貴族『天竜人』という神が世界を支配するようになり、民衆は以前よりも不幸になっているように感じられます。

不幸とは、天上金を巻き上げられたりする事も含めてですが、民衆が奴隷として扱われる事であると考えます。

天竜人や王侯貴族が支配し奴隷という概念が存在し続ける限り民衆に幸福や平和なんてないですよね…

また、天竜人や王侯貴族は自分達こそ正義であると認識しているはずですから、民衆こそ主役であるという思想は傲慢で邪悪な思想という事になるでしょう…

それは絶対に蔓延らせてはいけないし、速やかに消し去る必要があるでしょう…

ベガパンクは思想と思想の激突については、どちらが悪いというような答えを出していないし判断もつかないようですが、それは民衆が真実を知り、各自で答えを出すべき事だと考えているからだと思います。

ベガパンクのスタンスからして、おそらく空白の100年の時代にも巨大な王国は世界の民衆に世界の在り方について問いかけたのではないかと思います。

しかし、結果的に民衆が出したのは、変革を望まないという答えだったんじゃないかと…

もしかしたら、民衆は支配され奴隷として扱われながらも、それを受けいれて生き延びる事を選んだのではないかと思っています…

世界沈没は天罰?思想を消し去る為?

巨大な王国の思想は最初の20人側の勢力が危険視するものであり、また、危険視するくらいに流布していた可能性は高いと思います。

仮に巨大な王国の思想が民主主義的なものだったとしたら、それは当時の民衆からすれば革新的な思想であり、おそらくは賛否両論というところだったんじゃないかと思いますね…

新しい考え方、世界の在り方を受け入れられない人が少なからずいたから、世界は二つに割れて争ったのだろうと思いますし…

つまり、今は海に沈んでしまった『旧世界』には巨大な王国の思想は賛否ありながらも、誰もが知っているというくらいには広まっていたのではないでしょうか?

個人的には先程書かせて頂きましたように、結果的に民衆は変わらない事を選んだのではないかと思います…

それにはやはり最初の20人が古代兵器を手に入れたとか、争い難い力を持ち、それを武器として振り翳した結果ではないかと思えるのですが、最初の20人側からすれば、世界には巨大な王国の思想が蔓延ってしまっている状況であり、それをなんとかしなければならない…

旧約聖書のノアの方舟のエピソードでは、神は罪深い人類に対する天罰として、また、邪悪な考えを滅ぼす為に神の意思に従う人間だけを残す為に洪水を起こしたわけですが、最初の20人が後に創造主、神を名乗っている事からしても、最初の20人はノアの方舟のエピソードを神として実践したという可能性は高いのではないかと思います。

つまり、巨大な王国の思想という邪悪な思想を罪として、その全てを海に沈めたのではないかと思います。

自分達に従う意思を見せた人間に関しても一緒くたに滅ぼした…

思想を消し去る為にはそれくらいの事をやらねばならないと考えたのではないかと思いますし、そうする事によって、生き残った人間は絶対に逆らわなくなるでしょうからね…

不都合な思想が蔓延ってしまった旧世界は『要らないもの』として淘汰されてしまった…

ドラゴンはゴア王国のグレイターミナル事件という苛烈極まりない虐殺という形の棄民政策に対して『要らないものを淘汰した世界に幸せなど待っていない』と言っていましたが、現代の様相を見るに、それは的中ですよね…

しかし、そうだとして要らないものを淘汰したのはイム様の意思だったのでしょうか?

世界沈没はイム様の意思?

イム様は空白の100年以来、実質的に世界の王また絶対者として君臨し続けてきたかと思いますが、空白の100年の時代からイム様が最初の20人のリーダーだったとしたら、やはり世界沈没はイム様が決めた事だったのでしょうか?

イム様はルルシア王国を消滅させる際、五老星は一応、多くの人間の命を奪う事になると警告めいた発言をしていました。

しかし、イム様は『かまわん』と言っていますよね…

過去に世界を沈没させているとしたら、イム様からすれば国一つ、また、海面を上昇させる事になろうとも、それは些細な事であると感じても不思議はないですよね…

個人的には、あの発言からして世界沈没はイム様の意思だった可能性が高いと考えています。

しかし、普通、人間であるなら躊躇してしまうような事ですよね?

やはり何かが狂っている…

ONE PIECE世界の天竜人また王侯貴族の一部は基本的に民衆を人間扱いしていない…虫ケラやゴミであると公言しています。

その滅茶苦茶な感覚の根源は一体なんなんでしょうか?

行き過ぎた選民思想…まさに神の目線で民衆を見ているわけですが、空白の100年の時代にもそうだったからこそ、巨大な王国の思想は生まれ、戦いが起こったのだろうと思います。

イム様はやはり心身ともに何か特別な『怪物』のような存在なんじゃないかと思えてくるのですが、イム様の正体は五老星達すら、よくわかっていないのではないかと思いますね…

やはり青色の星以外の星からやってきた異星人みたいな存在ではないかと思えてしまうのですが…

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