漫画『悪祓士のキヨシ君』の感想 | 史上最強&最年少の超天才「悪祓士」!!その名は、祓清。若干、16歳。大切なモノを守れる強さを求め「最強」を手にしたキヨシ。しかし、彼には誰にも言えない秘密があって…!? この記事では週刊少年ジャンプの最新漫画を分析&評価していきます!
以前、漫画『妖怪バスター村上』の考察を書きました。ここで読むことができます: 漫画『妖怪バスター村上』の感想
漫画『悪祓士のキヨシ君』の感想
お次は2022年に載った読み切りからの連載版である悪祓士のキヨシ君 ➡ 『悪祓士のキヨシくん』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
本記事投稿時点で3話まで消化。
まず最初に抱いた印象が、村上が色々ぶっ飛んでましたがコチラは展開もギャグも絵も無難に手堅くまとまっててイイ感じです。
どことなく2000年代後半感が漂うタイトルとキヨシのキャラデザに不安を覚えましたが、キヨシが澄ましたり斜に構えたりせず、快活で個人的には好きです。
しかしこの漫画が選んだジャンルは少年誌では星の数ほど存在する退魔
退魔漫画が出すぎて、もはや「退ける魔がいない」状態であり、無難にお祓いしてコメディするだけではアンケートはがきをお札にした編集部に祓われてしまう可能性があります。
[fuki-r]退魔漫画に対する読者の声もかなり食傷気味に思えます[/fuki-r]
[fuki-l]もう退魔はええって!!![/fuki-l]
退魔飽和状態の中でも生き残っている呪術や鵺を見るに、五条先生や膳野といった作品の顔になり得るほどの良キャラで読者の目を引く必要が出てくるのかな。
[fuki-r]累々戦記も打ち切りにはなったものの、戸神ちゃん出したら若干風向きが変わりましたもんね[/fuki-r]
そう思うとタイミング的にもヒロインというポジション的にも、3話の最後に出てきた落語の真打目指してそうな女の子がどんなキャラかが重要になるのかもしれません。
退魔というレッドオーシャンの中、どのように読者の食指を動かす工夫を加えてくるか注目です。