キングダム806話ネタバレ考察「かせて頂きます!」前回は王賁と蒙恬が、それぞれ洛紫と黄都で役目を果たす様子、また、それを余裕で静観している魏と趙の様子が描かれ、韓では飛信隊が南陽に現れるという展開になりましたが…
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キングダム806話ネタバレ考察
飛信隊が速攻で南陽を陥す?
信率いる飛信隊六万が韓の西の要衝・南陽に現れたという展開になっていますが、洛亜完はここを博王谷という韓の第二将に総勢七万の兵を与えて守らせていると言っていましたね…
城攻めは敵よりも多勢で行う場合がほとんどであり、兵力に劣る飛信隊は常識的に考えて不利なわけですが、これまでの戦いで飛信隊は城攻めの経験を積んでおり、おそらく南陽の城がどんな城であろうとも怯んだりはしないでしょうね…
おそらくはこの南陽を電光石火の勢いで陥す必要もあるでしょう…
また、正攻法の城攻めでは被害も大きく、時間もかかり過ぎるでしょうから、何か奇策を用意しているものと思いますが、個人的には何らかの方法で城内から敵を誘い出すような事をするのではないかと思いますね…
もしかしたら、信達は南陽を素通りしようとするのではないかと思います。
騰軍・飛信隊連合軍が一日でも速く韓を滅ぼさねばならないという事情は呉鳳明と舜水樹が既に看破していますが、それが的を射ているのは間違いない…
それを踏まえて、飛信隊は南陽に現れたが、あくまで狙いは新鄭であるという事で南陽を素通りし、新鄭に向かおうとするような、ある意味で『余裕』を見せるような行動をするのではないかと…
普通は城を陥しながら進み兵糧や兵站を確保するものですが、そんな必要もなく新鄭を陥しに行くというポーズをとる…
素通りされた方は敵をみすみす新鄭に通す事になりますし、城外にいるらしき二万は飛信隊に襲いかかるでしょうが、相手にはならない…
だとしたら、南陽の城から敵が出てくる可能性は高く、それにより平地戦に持ち込めたなら飛信隊が有利…
しかも、南陽の城に雪崩れ込むチャンスも作る事ができそうですよね…
博王谷という将軍の性格次第でもありそうですし、それこそ漫画みたいな策ですが、電光石火で新鄭を陥すとなれば、可能性はあるように思いますね…
また、飛信隊はもしかしたら陽動部隊でもあるような気がしています…!
騰軍は新鄭にまっしぐら?
飛信隊は南陽に現れたわけですが、騰軍の動きは不明のまま…
今回はおそらく羌瘣が言っていた策を採用している可能性が高いですが、羌瘣は策ならあると言っていた時の表情からするに、それは非常にシンプルなものであり、また、羌瘣の性格からするに常識からは逸脱したものである可能性が高いと思えます。
新鄭を陥し、韓王を捕らえたら勝ちなわけですから、他の要衝は無視すればいいじゃないとか平気で言いそうな気がします…
騰はそれを採用し、更に手を加えるような形で飛信隊は敵の目を引く陽動部隊とし、騰軍は普通なら選択しないような地形的に厳しいルートで新鄭に最短距離で進んでいるような気がしますね…
そうなると飛信隊と連携をとりづらく、連合軍は分断状態になるでしょうし、信と飛信隊に対する信頼度が高くないと成立しないような策ですが、騰が信と羌瘣を信頼しているのは間違いないですし、また、魏と趙からの援軍を阻止する役割を与えられている王賁と蒙恬も信頼も高いはず…
とにかく味方を信頼し、スピードを重視して本命に集中するという策に徹すれば、呉鳳明と舜水樹を出し抜くような電光石火、電撃作戦が成功するのではないかと思いますね…
今回の戦は敵の要衝を奪い取るような戦いではなく、一国を滅ぼす為の戦いであるわけですし短いタイムリミットつきで失敗は許されないというキツイ縛りに騰達が頭を抱えるような雰囲気もありましたから、普通なら絶対にあり得ないような策を持って任務に挑んでいるのは間違いないでしょう…
韓側は新鄭は邯鄲や鄴に並ぶ強固な城である事を強調していましたが、個人的には洛亜完将軍には見せ場となるようなシーンも与えられずに韓は滅んでしまうような気がします。
秦は桓騎が戦死したをはじめ、多くの人材を失っているという事情もあり、韓を滅ぼして更に兵力を得たとしても、それを率いる優れた将も必要となるはずで、洛亜完将軍は韓が滅びた後には秦将として働く事になるかも知れないなと思っています。
もしかしたら、洛亜完が騰の部下になるなんて展開もあるかも…?
また、王賁と蒙恬ですが…
王賁と蒙恬も名を馳せる?
呉鳳明は王賁が洛紫を陥したと聞き、王翦の息子が前線で活躍するような時代になったかとコメントしていましたが、蒙恬も蒙武の息子であり、新時代の傑物の一人なんですよね…
しかし、おそらく今は龐煖を倒している信のネームバリューの方が強いでしょう…
また、呉鳳明と舜水樹は二人を完全に舐めてかかっていますよね…
韓攻略は秦が復活する為に絶対に勝たねばならないわけですし、それは神速と言えるスピードが必要…
それには、二人は絶対に韓への援軍を阻止しないといけないんですよね…
個人的に、今回の戦は信、王賁、蒙恬の将軍としての本当の意味でのデビュー戦であり、その器量を中華に見せつける機会になるだろうと思っています。
若僧という印象から、舐めてかかれない手強い敵と中華に認識されるような活躍をするのは間違いないでしょうし、王賁と蒙恬はそれぞれの任地で韓ではない敵と対峙していても、それは全て韓攻略の為の戦いだという意識を持ち、その立場を完全に理解しているという戦略眼を持っているともアピールできるでしょう…
おそらく、信が韓攻略に多大な貢献をしたとしても、列国からの評価は王賁と蒙恬と同じくらいになるのではないかと思いますね…
また、若く優れた人材がいるというのは、その国には明るい未来があると言う印象にも繋がりますよね…
昌平君の策は、秦復活のアピールも考慮した非常に優れたものであると感じますが、三人にそれを実現する力があると見ているからこそ生み出せた策でもあるでしょう…
実績的に信よりは弱い二人ですが、韓攻略戦で一気に中華全土に名を馳せるような存在になると思います!