キングダム804話ネタバレ考察: 六大将軍「騰」による「韓」への進軍開始

3.7/5 - (4 votes)

キングダム804話ネタバレ考察: 六大将軍「騰」による「韓」への進軍開始 | 第803話の終わりに、羌瘣将軍は録鳴未将軍に何か策でもあるのかと聞けば、あるよと言い王国803話は終わりましたが、これから羌瘣将軍の秘策とは! ? この記事で私と一緒に分析してみましょう!

キングダム803話の全内容はここに掲載されており、以下にアクセスして読むことができます。キングダム803話 Raw 「三本目の柱」

キングダム804話ネタバレ考察

六大将軍「騰」による「韓」への進軍開始

紀元前232年に「番吾の戦い」が行われ、秦は趙に敗北。キングダム本編も同様の展開となっています。

その後、秦国上層部でどのような話が行われたのか、詳細は当然史実では明らかにはなっていませんが、今後の行動は明らかになっています。

それは、六大将軍「騰」による「韓」への進軍開始。趙攻略は、現時点では不可能と判断したのか、「番吾の戦い」のあと、すぐさま「韓」へ進軍しています。

中華統一はスピード勝負。長引けば長引くほど、進行している秦にとってはリスクが大きいので、とにかく最速で中華を統一する必要があります。

そういった意味で、現在無傷である「騰」の軍勢を「韓」に向かわせるのでしょう。

ここで気になるのが、「韓」進行に対する秦の編成。ここで確定しているのは2軍で、まずは当然ながら「騰」の軍。そしてもう一つが・・・

「飛信隊」です。主人公だから当然出るでしょ!という話ではなく、「番吾の戦い」が始まる前、「騰」と「信」は「韓王都」へ視察に行っています。

理由は韓の法家「韓非子」を秦に招き入れるため。しかし、「騰」と「信」が行った理由は、「韓」の地形を見ておくためでした。来るべき「韓攻略」の時に備えて。

よって、「騰」の軍と「飛信隊」は、「韓」への進行は確定します。

騰」の活躍により2年で「韓」は滅びる

紀元前232年より開始する「韓」進行ですが、わずか2年で決着となります。結果は「騰」の活躍により「韓」の滅亡。

当然、「飛信隊」の活躍もあったのでしょうが、大きくは「騰」の功績と言われています。

わずか2年の決着。「韓」はすでに大将軍・成恢を失っており、現在明かされているのは「洛亜完」という将軍のみ。「韓」は中華最弱と言われているので、これ以上の新キャラも望めない。

展開自体も大きくは描けないので、キングダム自体も「韓攻略」はサクッと終わらせると予想しています。

政治戦略によって「趙」を滅ぼす

紀元前230年に「韓」を滅ぼすことに成功するのですが、次に「秦」が狙うのは「趙」です。紀元前232年に起きた「番吾の戦い」で敗北した「趙」に再度挑むことになります。

しかし、今度は正攻法な戦い方ではありません。恐らく「昌平君」の策でしょうか。メインは政治戦略による物語の展開となります。

ここで結論を言うと、タイトルのとおり「趙」はここで滅びるのですが、最大の敵「李牧」は「秦」の巧妙な政治戦略によって趙王の命で処刑されることになります。

「李牧」がいたから「趙」は滅亡しなかったのですが、失ってからはあっという間。「王翦軍」によって、紀元前228年に滅亡させられます。

もしかすると、「カイネ」などの所謂「李牧派」は、裏切るかもしれませんね。

とにもかくにも、紀元前232年「番吾の戦い」で「趙」に敗北した「秦」ですが、その後わずか4年という短い期間で、「韓」と「趙」の2国を滅亡させることになります。

暗殺未遂を起こし報復として「燕」へ侵攻

「王翦軍」によって紀元前228年に滅亡させられるのですが、その翌年である紀元前227年に「燕」から刺客がはなたれ、秦王暗殺事件が起きます。未遂に終わりましたが、かなりの大事件。

これがきっかけで、秦王は燕に牙をむき、紀元前226年には燕の国都薊を落とします。その際、燕王は遼東に逃亡するのでした。

ちなみに、史実では信は登場しないのですが、秦王暗殺未遂事件には信の助けもあり防ぐのではないでしょうか。

というのも、燕侵攻から燕王逃亡まで、わずか1年での話。早期決着となりボリューム的にも少ないので、秦王と信の話で盛り上げようと作者は考えるのではないでしょうか。

王賁により「魏」が滅ぼされる

紀元前226年に「燕」へ侵攻したのですが、滅ぼすことはできていません。そんな中、秦は舵を「魏」へ切ることになるのですが、紀元前225年には王賁によって「魏」が滅ぼされることになります。

「燕」進行からわずか1年での出来事。かなりの短期決戦であり、キングダムという物語では、「燕」へ侵攻するときから軍略は練られており、その様子が描かれるのではないかと予想しています。どのように描かれるのか楽しみですね。

ちなみにですが、史実では水攻めで「魏」を滅ぼすことになるのですが、具体的にどんな物語に展開していくのか。このあたりも「魏」侵攻編の見所かなと思います。

大国「楚」が王翦と蒙武により滅ぼされる

物語上では超大国と描かれている「楚」。その武力は計り知れずかなりの強国ですが、結論から言うと史実では紀元前223年に王翦と蒙武により滅ぼされます。

具体的に史実を解き明かしていくと、紀元前225年に王賁によって「魏」を滅ぼした後、同年には信、蒙恬により「楚」へ侵攻するのですが、激しい抵抗により攻めきれず・・・

そこで登場したのが、王翦と蒙武でした。具体的な軍編成は不明ですが、キングダムという物語的にもクライマックスなので、ここでは王賁・蒙恬・李信の軍が加わり「楚」へ侵攻すると考えられます。

そしてここではさらなるドラマが・・・史実では、軍総司令である昌平君が「楚」へ・・・つまり秦を裏切ることになるのですが・・・

どのように描かれるかは作者次第。そのまま裏切り者として、昌平君率いる「楚」VS「秦」となるのか、また別の展開になるのか。非常に楽しみですね。

信と王賁により「燕」が滅ぼされる

紀元前223年に王翦と蒙武により「楚」は滅ぼされるのですが、その翌年の紀元前222年に「燕」が信と王賁により滅ぼされます。

紀元前226年には燕の国都薊を落とし、燕王は遼東に逃亡するほど追い込んでいただけあって、「燕」滅亡もかなり早期な決着となるようです。

ここでは、史実では信と王賁の2軍による侵攻なので、二人の関係がどのように描かれるのかが見どころとなると思います。

いつも喧嘩ばかりの2人・・・しかし、この時はもう大将軍クラス。見えている景色も同じであり、連携シーンなどが描かれると予想しています。

王賁・蒙恬・李信が「斉」を滅ぼす

紀元前222年に「燕」を滅ぼしたことで、残るは「斉」のみとなるのですが・・・史実では、紀元前221年に王賁・蒙恬・李信が「斉」を滅ぼすことになります。

しかし、「斉」に関しては、非公式ですが嬴政と斉王による討論の末、嬴政の思い描く未来に同意して、「斉」に侵攻してきた場合は何もせず降伏すると宣言していました。

よって、キングダムという物語では、表向きは王賁・蒙恬・李信が進行することになりますが、血は流れないものと思われます。

また、次世代の大将軍に花を持たせるため、王翦や蒙武は出陣せず、王賁・蒙恬・李信3名によって「斉」を滅ぼしたことにするのではないでしょうか。

悲願の中華統一!!

これにて六国を落とし、悲願の中華統一を達成。最後は、どのようにして国をまとめていくのか?どのように信たちは過ごしていくのか描かれるのではないでしょうか。

かつて敵だったカイネや傅抵は死亡しないと予想しているので、信や河了貂たちとの絡みが描かれると面白いですよね。まぁ、このあたりはサクッと描かれると思います。

そして最終回、最後の1ページ。これは恐らく、キングダム第1巻の最初の1ページ目。李信将軍が矛を持って出陣するシーンが描かれて幕を閉じるのではないでしょうか。

 

続きを読む:  キングダム813話ネタバレ考察「最近の南陽の状況は?」

Related Posts

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です