【キングダムネタバレ】秦 まとめ [中華統一を掲げる大国・六大将軍]

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【キングダムネタバレ】秦 まとめ [中華統一を掲げる大国・六大将軍]| キングダムでは主人公が所属し、中華統一を目指す東の大国「秦」虎狼の国と列国から警戒されています。

【キングダムネタバレ】秦 まとめ [中華統一を掲げる大国・六大将軍]

外国人への積極登用

まず秦国が強国になれた要因の一つは、外国人を積極的に登用してきたことにあります。
秦では才能のある者なら国外出身であろうと重要な役職に就いています。

これは政治・軍事どちらにも共通しており、斉出身の蒙驁を大将軍にしたり、燕出身の蔡沢を宰相にしていたり、楚の王族であった昌平君を軍総司令に抜擢するなど他国では稀な人材登用が目立ちます。

呂不韋が秦の実権を握っていた時の重役たち「呂氏四柱」もその全員が外国人でしたし、そもそも呂不韋も趙とかの出身で秦人ではないですよね?

才能があれば誰彼構わず登用していく実力至上主義こそが強国「秦」を形作ったのですね。

伍の制度

秦での軍編成の基本「伍」作中でも初期から登場する描写ですね。これを形作ったのは秦国であり、この伍を基本に2組の伍を「什」、複数の伍で「集」として組織されます

若手の成長

現在の秦軍は若手の成長が著しく、信たち若手世代が最も早く出世しているのが秦ですね。

趙のカイネや傅抵は三千将止まり、楚の項翼と白麗が将軍になったのも信たちより後の描写になりますし。

これは秦国が中華統一を成すべく国を挙げて侵攻を強いているため、武功を挙げるチャンスに恵まれ、既存の将が討死し上の世代との代代わりのペースが早いのかもしれません。

山の民との同盟

特徴として強いのが山の民との同盟です。他国でも一部異民族を軍内に取り入れている国はありますが、対等な盟を結び総動員させられるのは秦のみでしょう。

そもそも、同じく異民族を取り込んでいる燕や斉とは異民族の国力が違います。

山の民は独自の文明国家を築いていますし、一部族という枠組みではなく一つの国家として成り立っています。
当然兵力は多く将たちも強者揃いです。山の民の王 楊端和は同時に秦の大将軍でもあります。

実質的に秦には2国分の兵力を持っているということになります。

中華統一の野望

秦の国の姿勢ですが、作中では唯一「中華統一」を狙っています。
これほどの明確なビジョンを描ける王が他に居ないからなのか、覇権を争う争乱の世ではあるものの中華統一を狙う国は他にありません。

全ての国を滅ぼす業を受け止める覚悟を持つ嬴政。
こんな野心を持つ王がトップにいること、秦が5カ国と同時に戦っても勝てた原動力と言えるのではないでしょうか。

最終的には中華を統一するだけあって磐石な体制が整っていますね。また他国出身者の抜擢など手段より目的に重きを置く姿勢が野心的です。

この姿勢が功を奏して今後の快進撃を成し遂げるのでしょう。

続きを読む:  キングダム819話「戦地の会談」 – フルイメージバージョン

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