十字架のろくにん 174話ネタバレ 「普通になろう」「マガポケ」に掲載されている「十字架のろくにん 」第174話のあらすじ(ネタバレあり)・考察と感想です。 文字のみのあらすじとなっておりますが、ネタバレ注意です!
海岸のろくにん173話の全内容はこちらに掲載されています。➡ 十字架のろくにん 173話ネタバレ 「ヒーロー見参」
十字架のろくにん 174話ネタバレ
※注意:ネタバレは随時更新中です!ぜひ頻繁に読みに来てください!
木部部隊は全滅か!?北見の亡骸を越えて前へ進む漆間と川奈
身を挺して漆間と川奈の窮地を救ってくれた北見先生。彼の亡骸を埋葬した漆間たちは、悲しむ間もなく前へ進みます。
木部部隊はというと……どうやらほぼ全滅した模様。辺りには人の身体と思われる残骸が散らばっていました。使える武器はほとんど残っていません。
しかし、その中でも小さな拳銃が一丁だけまだ使えそうです。漆間はその貴重な一丁を、川奈に託します。
また、174話の後半では、なぜ木部が漆間の祖父に対して強い憎しみを抱いていたのかが明らかになりました。
元々は戦友だったはずの木部と漆間の祖父が対立した原因が気になる方は、ぜひ174話をマンガでチェックしてみてください。
十字架のろくにん 174話の考察
どう見てもフラグアイテム!一丁の拳銃
川奈に託された一丁の拳銃。一丁だけ残されていたというところに何か意味を感じます。今後、この拳銃を使って川奈が漆間の命を救うシーンでも出てくるのでしょうか。
もしくは、作品の残虐性を加味して予想するなら……敵に追い詰められた川奈がこの拳銃で自決するという可能性も。もし本当にそうなれば、安全の為にと銃を川奈に手渡した漆間の罪悪感が爆発しそうです。実に「十字架のろくにん」っぽい展開。
いずれにせよ、今後の展開においてこの一丁の拳銃が1つのキーアイテムになりそうです。
木部が「普通になろう」と決意した瞬間
木部は他者の命を奪うことでしか喜びを見いだせない人間でした。戦争が終わった後も裏家業に手を染めながら、己の欲望を満たし続けていたのです。
しかしそんな木部が、初めて「まっとうに生きよう」と思った瞬間がありました。それは、恋の瞬間です。 ただし、年老いた今も殺しを生業にしているということは、結局木部は裏家業から足を洗うことができなかったということです。
殺ししか知らない男の末路
木部はある女性に恋をしましたが、今まで殺ししかしていなかった男が、人をどう愛すのかなんてわかるはずもありませんでした。
ストーリーは木部視点でエピローグが入るため、文字だけ読んでいると木部の恋心は純粋な気持ちに見えるのですが、絵を交えて読むとどう見ても木部は思いを寄せている女性を強姦しそうになっているようにしか見えませんでした。
文字と絵のミスマッチさがなんだかゾッとするシチュエーションです。自分が悪いことをしていると本気で分からない犯罪者の心理と言いますか……常人にはおよそ理解できない感覚でした。
感想
木部が自分の気持ちを好きな女性に伝える方法が、すでに犯罪レベルで危険な行動でした。まともに愛されたことがないため、人をどうやって愛すのか、木部は本気でわからなかったのでしょう……。
どうやら木部は、自分の気持ちを押し付けることに必死で、相手がどう思うのかまでは考えることができないようです。それができたら、そもそも快楽殺人が癖になんてなりませんしね。
木部のサイコっぷりと、木部がどうして漆間を恨むようになったのか、詳細が知りたい方は、ぜひマンガを読んでみてください。
作中では木部部隊はほぼ壊滅しましたが、漆間に対する恨みと怒りと執念が強い木部が、そう簡単にやられるはずもなく……?