キングダム812話ネタバレ考察「信が中華の未来の理想を語った事について」

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キングダム812話ネタバレ考察「信が中華の未来の理想を語った事について」キングダム第811話では信が温形の凶行とその想いを真正面から受け止め、事を治める様子…また、激しい練兵を経た飛信隊の新たな軍編成が発表されようとするという様な展開でしたが…

キングダム811話の全内容は以下の記事に掲載されています。➡ キングダム811話「刃の意味」– フルイメージバージョン

キングダム812話ネタバレ考察

信が中華の未来の理想を語った事について

信は南陽の民を知り親睦を深める為に食事会を開いたわけですが、そこで起こってしまった温形の凶行…

かつて娘と孫を秦兵によって筆舌に尽くし難い無惨な形で奪われた温形の感情…怨恨は当然の感情であり、それはいくら時間が経過しようが晴らされるものではないでしょう…

また、その怨恨の向く先である秦に侵略を受けたわけですから、温形が周りの事まで考えずに行動したのもよく分かる…

信はそんな温形の心情を全て理解した上で、温形に対して、自分が解釈している嬴政が理想とする未来の中華について語り、温形に未来を見ろと諭したわけですよね…

温形の様な老人は、未来よりも過去の怨恨に固執してしまいがちだと思えますが、信は温形の娘と孫もそれを望んでいるはずだと付け加えて温形を怨恨の呪縛から解放した…

今の秦国に信以外にこんな事が言える将軍がいるのでしょうか?

また、おそらく温形を含む南陽の民は信という侵略者の将軍の言動には衝撃を受けたものと思います。

南陽の民はおそらくまだ秦国に心を開いたわけではないと思いますが、信には心を開き、また信に影響を与えて、それを言わせているだろう嬴政にも興味が出てきているのではないでしょうか?

信は韓非子との対話でもそうでしたが、これまでの経験と成長で感覚的で言語化しづらかった自分の想いを言語化できるようになってきているのだと感じますが、それは一軍の将としては非常に大きな事だと思います。

指揮する人数が増えれば増えるほどに、将の言動は軍の士気に影響するものであり、また、今回のように平定した土地の民とコミュニケーションを取るにも重要な能力…

おそらく騰は自分の目に狂いは無かったと感じているのではないかと思いますね!

騰は今回の戦、王賁でなく蒙恬でなく、信と組まされた意味も理解しているのではないでしょうか?

騰の信に対する真意は?

騰は今回の戦で、自分達がどうこうよりも、信と飛信隊に期待し頼りにしているような雰囲気を感じます。

南陽の統治の仕方についても信にも知恵を出す様に頼んでいましたし、それは実際の戦場以外でも信を頼りにしているという事だと思えますが、騰は王騎の副官時代から信の言動を聞き見ていますし、王騎が信に己の矛を与えた事にも納得しているような感がありましたが、騰は信の器の大きさを早くから見抜いていた可能性は高いと思います。

また、今回の戦は非常に特別な意味を持つ戦のはずですが、そこに王賁また蒙恬ではなく、信が投入されたのは、昌平君も騰と同じく信を高く評価していて、その成長を期待しているのだと騰も判断しているのではないかと思いますね…

つまり、韓攻略戦は、信を成長させるというのも目的に含まれているのではないかと思えるんですよね…

食事会事件が騰の耳に入る可能性は低いかと思いますが、南陽の民と信と飛信隊との距離が縮まっているというのには気づくでしょうから、やはり信には中華統一には欠かせない、そういう才能もあるのだと騰は確信すると思います。

この信の才能は、おそらく本番である新鄭の戦いでも何らかの形で発揮され、秦韓ともに最低限の犠牲で韓側の降伏という形で秦国の勝利となる様に考えているのですが、騰はこの戦がそうやって終われば、信を六将に推挙するつもりなんじゃないかとも考えています。

六将の選定は嬴政と両丞相で行うでしょうが、決定権はあくまで嬴政にあり、また、現在の六将ならば推挙する事くらい許されるでしょうし、それはやはり参考…というよりは大きな影響を与えるものと思います。

また、騰は史実では早々に名前が消えてしまうようですが、もしかしたら、病か何かを抱えていたりするかで引退…あるいは文官に転向するなどの形で六将を降りるのではないかとも考えています。

もしかしたら、自分の後任として信を推挙したりするつもりだったりするのかも…?

また、飛信隊は新たな軍編成で新鄭の戦いに臨む事になる様ですが…

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